検証・確認のため、古いOSをインストールすることはよくあるかと思いますので備忘録。 Windows 7 SP1やWindows Server 2008 R2などを新規インストールした後、そのままではVMware ToolsやWindows Updateが実行できません。 VMToolsの場合は下記のエラーが出てしまい、インストールがロールバックされます
Windows セキュリティ:ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません。
VMware Tools のインストール:セットアップ中に、 VSock 仮想マシン通信インターフェイス ソケット ドライバを自動インストールできませんでした。ドライバを手動でインストールする必要があります。
VMware Tools のインストール:セットアップ中に、 メモリ制御ドライバを自動インストールできませんでした。ドラバを手動でインストールする必要があります。
Windows Updateは次のエラーが出て失敗します。
Windows Update:新しい更新プログラムを検索できませんでした。 このコンピューターで利用できる新しい更新プログラムを確認中にエラーが発生しました。 エラー:コード 80072EFE Windows Update で不明なエラーが発生しました。
この場合に手動で適用するパッチ一覧は下記となります。基本的には①のSha2だけ当ててもよいんですが、どうせならロールアップ含めて当てるべきかと思っています。③の後に再起動して④の適用です。① KB4474419 SHA-2 code signing support update for Windows Server 2008 R2, Windows 7, and Windows Server 2008: September 23, 2019https://www.catalog.update.microsoft.com/search.aspx?q=kb4474419 ② KB4490628 Servicing stack update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1: March 12, 2019https://www.catalog.update.microsoft.com/search.aspx?q=kb4490628 ③ KB3020369 April 2015 servicing stack update for Windows 7 and Windows Server 2008 R2https://www.catalog.update.microsoft.com/search.aspx?q=kb3020369 ④ KB3125574 Convenience rollup update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1https://www.catalog.update.microsoft.com/search.aspx?q=kb3125574
上記4つのパッチを当てると、Windows Updateも実施できるようになり、VMware Toolsのインストールもエラーが発生せずに完了します。