企業ドメインをOffice 365(Microsoft 365)のメールとして使用している場合はメールアドレスのID管理がAzure ADが行うため、同じメールアドレスでMicrosoftアカウント(Microsoft Passport、Windows Live ID)の新規登録を行おうとすると下記エラーが表示されます。
職場や学校のメール アドレスを使ってサインアップすることはできません。Gmail や Yahoo! などの個人用メールを使うか、新しい Outlook メールを作成します。
職場または学校アカウント(Azure AD)は会社が作成して会社が管理、Microsoftアカウントは個人が作成して個人が管理するものであり、どちらも作成可能だとユーザーに分かりにくくなります。
そのため2016年9月に、職場または学校アカウントに登録されるたドメインと同じものは、Microsoftアカウントで登録しようとすると警告表示されるようになりました。
ただ2020年7月現在、Microsoftが提供しているサービスすべてがAzure ADに対応しておらず、従来のMicrosoftアカウントをログインIDとして使用しているものがあります。
そのサービス登録をしようとすれば、通常では作成できないMicrosoftアカウントが作成できます。
対象のサービスは下記です。Microsoft検索エンジンBingのキーワード広告を行うサービスです。下記リンクをクリックして「Sing up now」から企業メールアドレスを入力すればMicrosoftアカウント作成できました。
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