Windows 11ではスタートメニューで表示されるアイコンがピン留め済みが標準となっています。この設定は、標準ではいろいろなものが表示されてしまうため、PCキッティングなどで統一した標準的なメニューにしたい場合があります。
このスタートメニューの設定はSysprpでは反映されないため、設定を手動でコピーしてあげる必要があります。
まず、表示させたいような「ピン留め済み」の状態にする必要があります。不要なピン留めの上で右クリックして「スタートからピン留めを外す」をクリックして削除していきます。同様に表示したいアイコンがあれば右クリックしてスタートメニューにピン留めをします。

同様に、下にある「おすすめ」の不要なものの上で右クリックして「リストから削除」を押します。

表示したいスタートメニューのピン留めに出来たら、コマンドプロンプトを起動して下記コマンドを実行します。実行内容は、robocopyというコマンドで、現在のユーザのスタートメニュー設定ファイルを、デフォルト プロファイルにコピーさせて、新規ユーザがこの設定を使うようにしています。
robocopy “%UserProfile%\AppData\Local\Packages\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy\LocalState” “C:\Users\Default\AppData\Local\Packages\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy\LocalState” “start*.bin”

コピーが完了したら、新規ユーザでログインしてみて、意図したスタートメニューの表示内容になっているかを確認すれば完了です。
