YAMAHAルーターRTXのコンソール接続で文字化け?TeraTermの設定変更で解決!

古いヤマハルーターをTeraTermで操作している際に、日本語の表示が文字化けしてしまい、困った経験はありませんか?設定情報を確認しようとしても、意味不明な文字列が表示されては作業になりません。
特にコマンドを間違えた時など・・・わけワカメ状態になってしまいます。

この文字化けは、簡単な設定変更で解決できます。YAMAHAルーターで文字化けが起こる原因と、TeraTermの文字セットを変更して正しく日本語を表示させる手順を解説します。

文字化けの原因は文字コードの違い

ヤマハルーターのコンソールにTeraTermで接続した際に文字化けが発生する主な原因は、文字コードの不一致です。

  • ヤマハルーター側: 日本語の文字コードとして「Shift-JIS (SJIS)」を使用しています。
  • TeraTerm側: デフォルトの文字コードが「UTF-8」になっています。

このように、ルーターが送信するSJISのデータを、TeraTermがUTF-8として解釈しようとするために、文字が正しく表示されず「文字化け」が発生してしまうのです。

TeraTermの文字セットを変更する簡単ステップ

この問題を解決するには、TeraTerm側の文字コード設定をヤマハルーターに合わせて「SJIS」に変更します。手順は以下の通りです。

  1. 設定画面を開く
    TeraTermのメニューバーから「設定(S)」を選択し、ドロップダウンメニューから「端末(T)…」をクリックします。
  2. 文字コードを変更する
    「端末の設定」画面が開いたら、「漢字-受信(K)」と「漢字-送信(J)」の項目を探します。デフォルトでは「UTF-8」になっていることが多いので、両方のプルダウンメニューをクリックし、「SJIS」を選択してください。
  3. 設定を保存する
    変更が完了したら、「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じます。これで、コンソール上の日本語が正しく表示されるようになります。次回以降もこの設定を維持したい場合は、メニューバーの「設定(S)」から「設定の保存(S)…」を選択し、設定ファイル(TERATERM.INI)に上書き保存しておきましょう。

ヤマハルーター使用時の文字化けは、TeraTermの文字コード設定を「SJIS」に変更するだけで簡単に解消できます。急なトラブルにも慌てず対応できるよう、この手順を覚えておくと便利ですよ。

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