Process Explorerを起動しようとして「Not able to run on this version of Windows」エラーが表示された時の対処

今はもうほぼ使われていないとは思いますが、Windows 7、Windows Server 2008 R2でプロセス詳細を調べようとしたときに下記エラーが表示されることがあります。

Not able to run on this version of Windows: Missing function: winsta!WinStationConnectW
Not able to run on this version of Windows: Missing function: winsta!WinStationShadow
Not able to run on this version of Windows: Missing function: winsta!WinStationGetProcessSid

このエラーの後に下記「Sysinternals Process Explorer は動作を停止しました」と表示されます。

これは新しいProcess Explorerを起動しようとしており、OSにパッチが当たっていないためAPIが見当たらず起動できないという事象です。
解消するには、OSへパッチを2つ適用する必要があります。パッチ適用後、OS再起動が必要です。

Windows 7 for x64-based Systems (KB3033929)
https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=46148
Windows 7 for x64-based Systems (KB2758857)
https://www.microsoft.com/en-US/download/confirmation.aspx?id=35936

パッチ適用後、Process Explorerが起動するようになりました。

Process Explorerでプロセスの詳細を調べたいのに、パッチが当たっていないとOS再起動が必要となりプロセスが初期化されてしまうという、本末転倒な事態になってしまいます。パッチは定期的に適用するか、もしくは古いProcess Explorerが必要です。

古いProcessExplorerはWebArchiveなどで入手できると思います。下手なところから落とさず下記こちらがおすすめです。
・Process Explorer v11.33
https://web.archive.org/web/20100103100904/https://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb896653.aspx

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください